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イラン
レポート
イランへ研修旅行に行った平田さんのレポートです。
日程
内容
1日目
伊丹空港から羽田→成田へ移動
2日目
仁川空港経由テヘランへ 深夜テヘラン空港着。
ちょうどイスラム教シーア派のお祭りの期間で
街はイルミネーションに彩られていました。
テヘラン・エンゲラーブホテル泊
3日目
テヘラン市内観光へ
朝になると景色は一変。
テヘランは雪山(アルボルズ山)に囲まれた、とても整備された街でした。
プラタナス並木の一本道は清々しい気分になります。
■サアダーバード宮殿
イスラム革命前の王様の夏の別荘。
現在は博物館で当時の豪華な生活が垣間見れます。
雪山が目前に見られました。
■ガラス博物館
元エジプト大使館にも使われた趣のある建物。
紀元前のガラスから現代のガラスまで。
特にモンゴル帝国時代のものには特徴的な絵が入っていて楽しい。
■宝石博物館
銀行の地下に厳重に展示されている。写真、かばんの持ち込み禁止。
セキュリティチェックあり。展示品は豪華絢爛。
宝石をちりばめた地球儀や玉座など。
どれだけ大きな力を持った国だったかが想像できます。
■カーペット博物館
世界に誇るペルシャ絨毯。一番古いものは400年前のもの。
イスラムは偶像崇拝禁止なので、人物画のデザインが禁止
されて時期もあったけれど、あくまでデザインということで許されるようになりました。
観光後、国内線までの時間があったので30年ぶりに復活したイスラム教神秘主義
のミュージカル「愛の復活」を観劇。
このような劇が復活したということはイランの規律が少しずつゆるくなっている証拠では・・・。
深夜国内線にてシラーズへ。空港の入り口は男女別。
シラーズ・パールスィヤーンホテル泊
4日目
シラーズ観光
こちらは雪山ではないけれど、山(ザクロス山)に囲まれた街。
グランドキャニオンのような山々です。詩人ハーフェズも有名。
■エラム庭園
バラで有名な庭園。
バラ園には花がなかったですがオレンジが実をつけていました。
糸杉とオレンジはイランの名物。
■ハムゼ聖廟
鏡モザイク張りで輝いています。女性はチャドル着用(貸し出しあり)
■ペルセポリスアレクサンダー大王に滅ぼされたアケメネス朝ペルシャ帝国の遺跡。
コミカルなものから、迫力のあるものまで
レリーフがとてもきれいに残っていて当時の帝国の巨大さが想像できます。
階段のレリーフもコミカル。周辺地域には王様のお墓も点在しています。
天気は快晴。さえぎるものがない大きな空に飛行機雲が何本も・・・。
■パサルガダエ
アケメネス朝最初の都。
現在はピラミッド型に立てられたキュロス2世のお墓があるのみ(現在修復中)。
広大な敷地に遺跡は点在して残っているので今後偉大な発掘があるかも。
■ナグシェ・ロスタム
アケメネス朝の王様のお墓が崖に掘られて並んでいます。それぞれレリーフも精密。
こちらも修復中。
ヤズドへ移動。
ヤズド・アーザーティホテル泊
5日目
ヤズド観光
拝火教(ゾロアスター教)の聖地。50年前まで鳥葬が行なわれていました。
今ではモスクの方が多いです。
■沈黙の塔
埋葬場所。遺体が骨になるまで家族も宿泊施設で待機していたそうです。
■ゾロアスター寺院
1500年前の火が絶やされずに燃え続けています。
■金曜モスク
イランで最も高いミナレットがあります。
ブルータイルがすばらしい。青い空に映えます。
陸路、雪山に囲まれた道を夕暮れにイスファハンへ。
イスファハン・アーリーガーブホテル連泊
6日目
イスファハン観光
王政時代のイスラム建築物が圧巻。ペルシャブルーが素敵です。
でも郊外にはゾロアスター教の神殿や、
アルメニア正教(キリスト教の一派)が共存しています。
■スィー・オ・セ橋
アーチが33あるところから(スィー・オ・セは33の意味)。
夜にはライトアップ、たもとにはチャイハネ(喫茶店)があり、市民の憩いの場。
お酒がなくてもハイテンション!この橋をはじめ、趣のある橋が多いです。
■メナーレ・ジョンバーン
片方のミナレット(塔)を揺らすともう片方も揺れる仕組み。不思議です。
■バーンク教会アルメニア正教の教会。
一時はイスラム教のモスクとしても使用された為、モスクの様相もあります。
天井画、壁画はカラフルで迫力があります。博物館も併設。
■金曜モスク
イスファハン最古のモスク。様々な時代に増築され、
それぞれの時代の建築様式の 違いが見られます。
アーチが素敵で、落ち着いた気持ちになれます。
■イマーム広場
イスファハンのメイン。世界で2番目に広い広場。
イマームモスク、ロトフォラーモスク、
アーリーガーブ宮殿とバザールに囲まれています。
イマームモスクがメインですが、
王族だけが使用したというロトフォラーモスクもきらびやかで、
ところどころに、‘粋’が隠されています。
空路、テヘランへ。
テヘラン・エンゲラーブホテル泊
7日目
午前、自由行動。
午後、考古学博物館。
出展数としてはそんなに多くはないですが、その分、全てをじっくり見られます。
当時日本のペルシャ展に出展中だったこともありますが。
大阪では今夏開催予定。
その後、空港へ。テヘラン出発。
感想
イランというと最近メディアをにぎわせているのは、不穏なことばかり。
でも実際イランを訪れてみて「百聞は一見にしかず」を改めて実感しました。
経済制裁をされていても暗い影は見えず、旅行には不自由は感じませんでした。
女性は髪を隠さなくてはいけませんが、 このような経験は他ではできないので、
逆にいい経験となり、帰る頃にはストールをかぶらないと
落ち着かないくらい、慣れてしまいました。
おしゃれなストールを選ぶのも楽しいくらいでした。
また観光地でも呼び込みはひどくなく、とても過ごしやすい国でした。
イランは遺跡や見所も多く、意外にも冬はスキーが楽しめ、
春にはバラなどの花が咲き、春夏秋冬それぞれの季節の楽しみがあります。
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